小型カラシン用エサ選手権




以前から水質悪化の懸念があったひかりクレストカラシンをすり潰した給餌ですが、これに固執せずエサを変えたほうがいいとおもうので数種類用意して試してみました。

選手は
・ひかりクレストカラシンキョーリン
・メタボフード(Leaf Corp)
・Lefish Baby(Ebita Breed)
・S・M・FOOD ベビーフード(ジャパンペットコミュニケーションズ)
です。

上2種は有名ですが下2種は殆ど聞かない無名です、メタボフードもあまり知名度ないかもしれませんね(^_^;)

これら4種を選んだのは、とりあえず「エサが細かいのを」ということでセレクトしました。







では各種成分をです。

ひかりクレストカラシン
・粗蛋白質43%以上
・粗脂肪7.0%以上
・粗繊維7.0%以下
・粗灰分17%以下
・りん1.1%以上

メタボフード
・粗蛋白質54%以上
・粗脂肪10%以上
・粗繊維3.0%以下
・粗灰分15%以下
・りん1.5%以上

S・M・FOOD ベビーフード
・粗蛋白質54%以上
・粗脂肪10%以上
・粗繊維3%以下
・粗灰分17%以下
・カルシウム1.8%以上
・リン1.5%以上

Lefish Baby
・公開ナシ


メタボフードとS・M・FOOD ベビーフードの成分はほぼ同じですね、Lefish Babyのほうは成分が公開されていないので分かりません。







では画像付きでいってみます。

左:Lefish Baby 右:S・M・FOOD ベビーフード







中身です。

Lefish Babyです、成形ものではなく粉砕した感じですね。







S・M・FOOD ベビーフードです、コチラは最初から成形してるみたいです。







では各種、粒の大きさを比較してみます。

左上:ひかりクレストカラシン
右上:メタボフード
左下:S・M・FOOD ベビーフード
右下:Lefish Baby







ひかりクレストカラシン→メタボフード→Lefish Baby→S・M・FOOD ベビーフード

粒の大きさでいえばS・M・FOOD ベビーフードが圧倒的に小さいです、ブラインサイズですね。







では各種計測してみます。

ひかりクレストカラシン







メタボフード







S・M・FOOD ベビーフード







Lefish Baby







メタボフードはひかりクレストカラシンと変わらず、Lefish Babyは耳垢、S・M・FOOD ベビーフードはブライン並みのサイズです。







では「ウチのテトラオーロとレッドホタルテトラ」に給餌してみた結果です。

ひかりクレストカラシンはすり潰してあげればよく食べます。

メタボフードは殆ど口にくわえようとしません、匂いがキツイからでしょうか?

S・M・FOOD ベビーフードは全くのスルーでした、ブラインと変わらずの大きさで色も付いているので認識してるはずなんですが…。

Lefish Babyは凄いです、物凄く食いつきいいです! いきなり全魚がっついて食べます!







Lefish Babyがひじょうに好成績を出したので、ここで他の餌の検証は終了です。



Lefish Babyは適度に粉砕してあるので、すり潰してあげなくても小型カラシンが難なく食べられる大きさです。

自分ですり潰すと粉末状になったエサがすぐに液体状に溶けて水を汚します、しかしこのエサはそこまで影響ありません。

また適度にすり潰してあるので、餌の粒が他のものより薄く、短時間で水を吸い込み柔らかくなるので、魚がすぐに違和感なく食べれるみたいです。

※成分については公開されていないのでメタボフードほど育成に効果大とはいかないものかもしれません、ひかりクレストカラシンなど普通のエサと同じ程度かもしれません←これ大事!!

1cm弱の一番小さいレッドホタルテトラも、このとおり数分でお腹がパンパンに膨れますヾ(=゜ω゜)ノ゚.+:。







よく「食べない餌は慣れるまで与える」と聞きますが、それだと水質悪化するし、魚も痩せるので、私はできれば最初から食べる餌を見つけて与えるのがベストだとおもっています。

エサの種類はひじょうに多いので絶対どれか食べるはずなんです、意地でも探しますよ食べるものを!!

といってはみたものの今回は運が良かったですね、4種類目でココまで食いつきの良いエサにあたったので…。





ちなみに40mlで670円でした。

できればウチみたく少数飼い向けに20ml販売もしてほしいですね、ちょっと量が多かったです(^_^;)