コトブキ プロフィットフィルターbig 続き
前回の続きです。
では各部サイズの計測と、ろ過槽の容量を量ってみます。
(素人採寸、精密ではありません)
まずは外寸からです。
水槽の中に飛び出る長さは約3.2cm、水槽の外に飛び出る長さは約10cmです。
ろ過槽のサイズは幅17cm、高さ14cm、奥行き9cmです。
(水が溜まる部分のみ、総サイズではありません)
そして気になるろ過槽の容量はなんと
ろ過槽2リットル
モーター室0.5リットル
驚きの合計2.5リットルです!
(水を入れての計測、水に浸からない上方を入れての総容量ではありません)
2000円台で買える外掛けの中ではかなり優秀スペックですね!
今まで安価で大きいGEXのラクラクLがスペックでは優秀だったんですが、このbigはそれを軽く上回りました!
(プロッシモは高価で入手が難しくサイズが大きすぎるので除外してます)
サイズ的には優秀です、ですがいくらろ過槽が大きくても流量が多過ぎては小型水槽には簡単に使えません。
では流量はどうでしょう?
強は11リットル、弱は4リットルとなっています、F2やF3より少しだけ強いみたいですね。
そのままでは30キューブなど小型水槽に使うには強いような感じがします、対策が必要なようですね。
小型水槽に・・・ちょっとやってみました。
どこにでも売っている金魚の部屋30cm水槽に掛けてみました☆
存在感バツグンですねw
↓作動させた状態での動画はコチラ↓
最初の30秒が流量を強、残りの30秒が流量を弱です。
流量強の時は作動させた直後で撮影したのでエア噛みしてて少しうるさいですが、残りの30秒の流量弱の時はエア噛みが解消した状態ですのでうるさくないです。
ノーマルのプロフィットフィルター程度の作動音だと私はおもいます、テトラの外掛けの水中モーターみたいな低音のブーン音はしないので不快ではないですね。
流量を強にすると40cm企画水槽(金魚のお部屋L)で激しく洗濯機状態になります、60cm水槽ではほどよく水が回転する程度でしょうか。
流量を弱にすると40cm企画水槽(金魚のお部屋L)でもなんとかいけそうなくらいです、60cm水槽では弱過ぎるとおもいます。
GEXの外掛けラクラクフィルターみたいにウォータールーパーを付けることができれば、流量はそのままに優しい水流にすることが可能だとおもいます。
水位を排水溝より下にすると落水音が出るようになり、水中の水流も強くなりますが、水位を上げることにより、静かに優しい水流を作ることができます。
bigは排水溝の幅がとても広いので、広範囲に水面付近での流れを作ることができますので、油膜対策やエアレ効果がおおきく期待できそうです。
私なりの総合評価としては◎ですね!
・価格が安く入手しやすい(定価に近い販売価格のお店は除く)
・水中モーターではないので、水槽内に大きな人工物を入れることがなく、違和感がないです
・ろ過槽がひじょうに大きく、価格の割にスペックが高い
・単なる外掛けバケツではないので、自由度が高い
・実績のある老舗メーカーであるコトブキ製
欠点としてはやはりウォータールーパーですね、いまだにGEX以外の他社が導入しないということは特許でもとってるんでしょうか? あれはかなり好評なんですけどね・・・。
今後のこのbig関連の記事は、サーフェーススキマーの装着と、ろ材変更についてを予定しています。