サテライト
この記事は再アップです。
今回はサテライトSとグレードアップキットについてです。
サテライト自体はけっこう以前からあって今更なんですが、今回はいつのまにか出てたグレードアップキット2を買ってみました。
このサテライト、このグレードアップキット2が出る前は改造しないと稚魚育成に使えず「外掛式産卵飼育ボックス」は名前だけの物だったのです。
どこがダメなのかというと排水スリットの隙間が大きすぎて稚魚がスポスポ通り抜けて使えなかったんです、私もやってみましたが純正のままだと面白いように稚魚が通り抜けてしまって数日後にはサテライトの中は無人という状況になりました。
正直改造はめんどくさいです、メーカーオプションで出たとなれば買うしかないですね。
ということで早速買ってみました。
以前所有していたサテライトMや水心SSPP-3は知人にとられたので再度一式買い直しです・・・。
コチラはグレードアップキット1です、排出される気泡を小さくでき、減音効果と汲み上げられた水が本体内部に飛散するのを抑える効果があります。
いつのまにか出てたグレードアップキット2です、排水スリットの隙間の問題を安価な出費で簡単に解決してくれます。
(スペアネット付きです)
サテライトはエアリフトで水を循環させる構造なのでその動力源となる水作の水心SSPP-3です、安価なエアポンプの中ではグンをぬく静けさです。
私は静かな小型エアポンプが欲しかったので、色々なメーカーの物を買いあさりこれに行き着きました。
サテライトを知らない人がいるといけないのでとりあえず全体像を、こんな感じで水槽に掛けて使います。
外掛け式なので工作が得意な人はフィルター化させたり小さなテラリウムをやったりされています、夢がひろがりんぐな一品なのです。
まずはグレードアップキット1についてです。
この画像では装着していないので、水槽からサテライトに水を汲み上げる筒の中を上っている気泡が大きいです。
コスパとメンテナンス性でいえばこれが最適なんですが、ポコポコうるさいし本体内部で気泡が破裂し水が飛散して汚れますので、音と汚れるのがイヤな人は使ってみるのもいいかもしれません。
グレードアップキット1を装着させた状態です、泡が細かいので気泡がはじける音が小さく、その気泡がはじけて飛散して汚れるのをある程度防げます。
デメリットとしてはエアストーンが消耗品というのと、チューブが大きく外側にまわるので少しだけ景観損ねるのと、メンテナンス性が難ありということでしょうか。
汲み上げられる水の量としてはアリとナシでは大差ないとおもいます、グレードアップキット1を付けていない場合、パイプの径に対し気泡が大きすぎてロスしている面があるので。
メインのグレードアップキット2です、排水穴を寝かせることにより面が広くなり詰まりにくくするというのは上手く考えましたね、ポン付けということを考えるとナイスアイディアとおもいます。
ネットは耐久性がありブラシで洗うことで何回も使えそうです、穴の大きさは1mmあるかないかで稚魚も流れでないとおもいます。
今までのスリットです、この隙間が大きく簡単に稚魚が水槽に流れ出てしまい使えなかったんですよね・・・。
ただですね〜画像を見て貰えれば分かるとおもうのですが上部に隙間が4〜5mmほどあきます、エビさんを入れる予定の人はエポキシ(乾燥させれば無害で瞬間接着剤みたいに接着面が白く濁りません)でプラ板を接着してかさ上げしたほうがいいとおもわれます。
稚魚を育成される場合はこのままで問題ないとおもいます、まぁ本来は稚魚育成ボックスなので仕方ないですね(^_^;)
これはいいですね!お値段も300円程度なので私はいい物だな〜とおもいます。
グレードアップキットを購入して稚魚育成するのもヨシ! そういうのは付けずシンプルのままテラリウムをするのもヨシ! Lを買ってフィルター化するのもヨシ! けっこう遊べます^^
コトブキからろ過する産卵箱というものが出てますが色々と使いにくいらしく、肝心のフィルターマットが消耗品なのと、このような気の利いたグレードアップキットがなく排水スリットの穴が大きいのでそのままでは稚魚育成しにくそうです。
いまのところはこのサテライトのほうが使いやすい外掛け式産卵ボックスでしょうね、今後コトブキからそのようなキットが出れば買って使ってみたいです。